COLUMN
コラム
2023.07.02
新築戸建の価格推移の変化
新築戸建の価格推移は、2008年のリーマンショック以降、一貫して上昇傾向にあります。 これは、少子高齢化や都市への人口集中などの影響で、住宅需要が高まっているためです。 また、建築資材や人件費の高騰も、新築戸建の価格上昇に拍車をかけています。 国土交通省が公表している「住宅価格指数」によると、2022年の新築戸建の価格は、前年比10.9%上昇しました。 これは、2008年以降では最も高い上昇率です。 新築戸建の価格は、今後も上昇していくことが予想されています。 新築戸建の価格上昇の要因として、以下のようなものが挙げられます。 ・少子高齢化による人口減少 ・都市への人口集中 ・建築資材や人件費の高騰
少子高齢化による人口減少は、住宅需要の減少につながります。 しかし、都市への人口集中は、住宅需要の増加につながります。そのため、総合的に見ると、住宅需要は高まっており、新築戸建の価格も上昇しています。 建築資材や人件費の高騰も、新築戸建の価格上昇に拍車をかけています。建築資材は、原油価格や鉄鋼価格の高騰の影響で高騰しています。人件費も、少子高齢化による労働力不足の影響で高騰しています。