COLUMN

コラム

2023.04.02

無垢材のよいところは?

無垢材のよいところは?

無垢材のよいところは?

 

 

近年話題のホルムアルデヒトによる室内環境汚染などは、

その製造過程において、またそれが廃材になったときに環境破壊の原因にもなっています。

 

無垢材の特徴は、樹木の持つ本物の風合い、質感、香りを楽しめ、

新建材は竣工時がいちばん美しく、その後劣化するのに対して、

無垢材は時を経るとともに味わいが増し。汚れや傷も表面を削り取ることで一新でき、長く快適に使用できます。

 

また、空気を多く含むので足ざわりが良く、日光が当たれば気泡に熱を蓄え、

自然の床暖房のような感覚も味わうことができます。

 

さらに、省エネに対しての断熱性や調湿効果も期待でき、

単層タイプなのでシックハウスの要因と言われている有害な化学物質に関してほとんど問題なく健康にやさしい素材です。

 

無垢材は再利用が可能で、土に還すことができる循環型の建材であり、

「環境調和型素材」すなわちサスティナブルなエコマテリアルと考えられます。

 

建築材料にふさわしいバランスのとれた無垢材ですが、その反面、欠点とも言われるとてもデリケートな一面もあります。

それは、天然目のため表面の色違いや避けられない節やヤニ、

また吸湿・放湿の発生による若干の伸縮・ソリ・すき・表面の割れなど、材種によっては傷がつきやすいものもあります。

 

この欠点を差し引いても、無垢材をお勧めする理由は、それ以上に優れた魅力のある素材だからです。

これらも自然がなせる技、それは欠点ではなく魅力なのかもしれません。

かつての欠点がこれからの長所になります。

 

当社では、標準仕様に無垢材は採用しております。

また樹種なども豊富にございますので、お客様のご希望に合わせた無垢材をご紹介いたしますのでお気軽にご相談ください。